「医療費助成制度」とは？

特定の病気に対して予防・治療を行うことを目的としたり、障害者等への福祉向上を図ることを目的として、国あるいや都道府県、市（区）町村などが医療費の自己負担額の一部または全額を負担（助成）する制度です。
医療費助成制度を受けている方には、国や地方自治体より「受給資格者証」、「医療証」、「通知書」等（以下「受給者証」）が交付されます。
「受給者証」を病院窓口で提示されますと、医療費の自己負担分が０円、もしくは軽減された額になります。※

• ※助成方法は制度によって異なる場合があります。

主な「医療費助成」の種類は？

• 心身障害者医療費助成制度
• 難病医療費助成制度
• 自立支援医療制度
• 大気汚染医療費助成制度
• 小児慢性特定疾病医療費制度
• Ｂ型・Ｃ型ウイルス肝炎医療費助成制度    等

「届け出」が必要なのはなぜですか？

日テレ健保では、医療費の自己負担額が一定額を超えた方に対して健保給付金（一部負担還元金）を支給しておりますが、「医療費助成制度」で自己負担額の助成を受けられた場合は、健保給付金（一部負担還元金・家族療養費付加金）の支給対象外としております。
「健保給付金（一部負担還元金・家族療養費付加金）」と「医療費助成制度」の重複支給を避けるため調整に努めておりますが、「医療費助成制度」が多岐にわたること及び個人情報保護の観点から漏れなく処理することが難しくなっているのが現状です。
その結果、医療費助成を受けているにも関わらず、日テレ健保からも健保給付金（一部負担還元金・家族療養費付加金）が支給されること（二重払い）がありえます。そうした場合、二重払いとなった健保給付金はご返還していただくことになります。

こうした二重払いを防止するためにも、あらかじめ医療費助成の受給資格を日テレ健保へ届け出していただくことが重要となります。（被扶養者のご家族の方も「届け出」が必要です。）
迅速な健保給付金の支給、医療費給付をより適正におこなうためにも、皆様のご協力をお願い申し上げます。